令和元年5月25日、私達メンバー4人と私の妻、計5人は盲導犬の知識を得る為福岡県糸島市、公益財団法人・九州盲導犬協会訓練センターへ訪れました。

 

自然に囲まれた広い敷地内にグリーンをモチーフにした4階建ての建物と犬舎が建っておりここで盲導犬達が育成されているのだと感じました。

 

到着後既に見学の予約を済ませており13時15分頃に受付後、持参した皆さんの善意が詰まった募金箱を担当の方へお渡ししました。

その折担当の方に私達の活動と趣旨の説明をさせてもらい、「私達は音楽を通し目の不自由な方へ多くの盲導犬が行き渡れるよう私達に出来る限り協力させてもらいます。」とお話ししました。

 

協会担当の方は私達の活動に対し「ありがとうございます。皆さんの善意で支えられています。

こちらこそこれからも宜しくお願いします。博多とんこつ音楽たい！様のご活躍を祈っております。」と言って頂きました。

 

私達5人は見学会会場へ移動。3階にはデモンストレーション用の広い会場になっており、そこには訓練用に作られたデモコースがありました。

今回、私達以外に見学会へ参加された一般の皆さん、家族連れを含め約20名が来られていました。

 

受付時に渡された目の不自由な方の症状別になった模擬体験用のシートを手にしながら「こんな感じで見えているのだ・・・」と感じました。

 

見学会は予定通り13時30分に始まり訓練士による説明が行われました。

そこにはメインMCの訓練士の方とPR犬“フランキー君”が居ました。

 

最初に盲導犬とは？という説明があり、目の不自由な方の歩行の手助けする犬の事。

そして日本には盲導犬を育成する訓練センターが14か所あるそうです。

その中で九州では当訓練センターが1か所だそうです。

 

実際日本で活躍している盲導犬の数は928頭。

そして福岡県では25頭しか居ないそうです。如何に盲導犬が少ないか理解出来ます。

 

盲導犬育成にあたりかかる費用は国の補助金が1割。

残り9割が皆さんの善意の寄付金や募金で成り立っているそうです。

 

良質な盲導犬の育成には1頭あたり数百万円もの費用と2年あまりの年月を必要とされているそうです。

私達は一頭でも多くの盲導犬・補助犬がユーザー皆さんに行き渡れるよう微力ですが協力していきたいと思います。引き続き音楽を通し活動を行ってまいります。